楽しいジャズピアノの練習方法を追求するブログ

マイナーメジャーセブンスコード

マイナーメジャーセブンスコードの転回形

コード表記

C-△, C-△7, Cm△, Cm△7, C-Maj7, CmMaj7, CMAI(MA7)


C-△かCm△がシンプルでいいですね。 CMAI(MA7)とか、わかにくい表記で書いてしまうと、 こいつセンス悪いなぁ、とか思われてしまうので なるべくシンプルなものを使いましょう。 特に譜面を他のパートに渡す機会の多いボーカルさんは要注意です。 ただし、C-の’-‘ですが、これはシャーペンやボールペンなどで書いたりした時に、 線が細いと見落としてしまう可能性があるので注意しましょう。

マイナーメジャー?

マイナーなのかメジャーなのか? 名前に矛盾があるような気がするかもしれません。 スベスベケブカガニやトゲナシトゲトゲとなんだか同じ、みたいな。 しかし、メジャー・セブンス・コードの解説にも書いたとおり マイナー・メジャー・セブンスのマイナーは3度を、メジャーは7度を修飾します。 つまり、短3度と長7度を持っていますよ、ってことです。

マイナーメジャーセブンスコードとマイナーシックスコード

本によっては、マイナーシックスコードを基本コードとしています。 どちらもよく使われると思いますし、6thと△7thを同時に使っても全く問題ありません。 では、なぜシックスコードでなくマイナーメジャーセブンス・コードを練習するのか? それは、マイナーシックスコードの転回形が、ハーフディミニッシュコードと同じだからです。

シックスコードとハーフディミニッシュコード

マイナーシックスコードの方が安定感がありますが、マイナーメジャーセブンスには独特の美しさがあり、エレガントだと思います。

練習

練習は転回形も練習しましょう。 トップで半音がぶつかる第2転回形は不協和すぎて使いどころがないと思います。 このまま使う事は少ないのですが、構成音はちゃんと把握しないといけません。 きっちり弾ける事より、構成音を記憶することに重点を置くのがいいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ランキングに参加しています。宜しかったら、ポチっとお願い致します。m(_ _)m