楽しいジャズピアノの練習方法を追求するブログ

セッションとは

ミントンズのジャムセッション

ジャム・セッションとも言います。元々はジャズクラブ閉店後に、ミュージシャンたちが集まって夜通し遊んでいた、というのが始まり、とか言われてますが、要するに遊びだと思います。

場所

大抵はジャズのお店でやってますが、スタジオを借りてやる場合もあります。

費用

参加費は¥1000~¥2000ぐらいです。

セッションホスト

大抵はプロの人です。司会的な事をしたり、参加者の組み合わせや順番を仕切ったり、時にはマナーの悪い人の注意もします。演奏のアドヴァイス、ダメ出しをしてくれる場合もあります。だいたい1人ですが、多くても3人ぐらいです。

楽譜

コードとメロディだけを書いたリードシート呼ばれる譜面を使います。これは本を使う事が多いです。今は『ジャズ・スタンダード・バイブル』を皆さん持ってます。勿論、自作の譜面を持って行ってもかまいませんが注意点(いずれまた書きます..)が沢山ありますので、自信のない人はとりあえず本でいいと思います。

セッションの流れ

受付等で、挨拶して名前とパートをホストに伝えてお金を払います。セッションが始まるとホストの人が、各パートを呼びます。呼ばれた人たちで適当に曲を決め演奏します。同パートの人が多いと待ち時間は長くなってしまいます。1曲に10分ぐらいかかるので30分ぐらい待つことは珍しくありません。

セッション終了後

飲み会等があるセッションもあります。仲間を作りたいなら参加した方がいいかもしれません。

セッションのレベル

初心者セッションから上級者やプロが参加するレベルの高いところまで様々ですが、あまり背伸びしてレベルの高いところに行かない方がいいと思います。よく調べてから行きましょう。

セッションの種類

大抵はジャズですが、ファンクやロックのセッションもあるようです。ボーカルセッションというのもあります。あと仲間だけでセッションする場合も勿論あります。練習バンドとも言えます。費用も安いし知ってる人同士で人数も限られてくると弾く時間も長くなるし練習になります。メンバーが固定されるデメリットはあるものの、自由に練習できるのが最大のメリットです。

初めて行ったセッション

僕が初めてセッションに行ったのは、2009年の1月10日です。まだ早いかな…と思いつつ、思い切って行ってみました。mixiで募集してた超初心者セッションです。ピアノは僕を含めて5人いました。3時間のセッションで2曲しか弾けませんでしたが、当時はレパートリーが少なかったので、それで充分でした。最初はめちゃくちゃ緊張しました。どこのセッションも大抵は見学できるので、見学にしとけば良かったなと、後になって思ったもんです。帰ってきてすぐに課題を考えて書き出していました。セッションへ参加すると課題を沢山見つける事ができます。

セッションはたのしい

しかしながら集まって音を出すというのは楽しいものです。ジャズのセッションというのは、とてつもなく楽しいです。こんなに楽しい事をなんで皆しないんだろうか、と思います。そのため、初めてセッションに参加して以来、何も成長していなくても毎月のように幾つかのセッションに参加するようになりました。セッションに行ってもそれほど上手くなる訳でもなく、落ち込んだりするのにです。この傾向は誰にでもあるようで、やがて落ち着いてきます。ここのところ半年ぐらい行ってないような…。 ともかく、楽器やってるのにセッション行かないなんて損です。それに同じ趣味の友達が沢山できます。ジャズを好きな人を見つけるのは結構大変ですが、セッションに集まって来てるので、こんなにジャズ好きな人いるのか!と勘違いするほどです。また、年の離れた方とお知り合いになれたりするのが、これまた素晴らしいところです。

一度見学からでもいいので行ってみましょう。

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