楽しいジャズピアノの練習方法を追求するブログ

婚活セッション

婚活セッション

ジャズ理論とか堅苦しくて疲れてきましたので、ちょっとくだけた話です。

セッションで知り合った女性ボーカルさんに、とても正直に本音で話す人がおりまして「私は出会い目的でセッションに参加している」と言ってました。「婚活セッション」という言葉が彼女の口から発せられるのを何度も聞いた事があります。この言葉は大阪ローカルなのか、全国的にじわじわ使われ始めているのかよくわかりませんが、僕の周囲では結構使われています。また「お見合いセッション」という本気度がアップしたセッションも開催されているようです。

そういった出会い目的でセッションに参加する人は、当然あまり練習してません。ジャズは別に好きじゃないよオーラを全身から放っています。そして飲み会には必ず参加されます。飲み会だけ参加もあります。そして、めでたく彼氏彼女がみつかると、もうセッションには来ません。大人の男と女が沢山集まる場所で何をしようが自由なのですが

…なんだかなぁ。

とは言うものの、僕もかわいい女子と一緒に演奏(そんなに記憶にありませんが)となると、ウキウキしない訳ではありません。それに人間の行動は80パーセントは性欲によものらしいし、楽器を始めた動機に「モテたい!」という男子もいるでしょうし。

問題は、そんな感じでチャラチャラ楽しくやってる人たちに対する本気の人たちの視線でしょうか。「婚活セッション」という言葉には、ちょっと侮蔑の意味が込められているような気がします。こわいセッションを好む人たちにすれば、「ジャズを舐めるなよ!この婚活セッション野郎が!」って思ってるんでしょう。憶測ですが。

が、しかし!

こわいセッションに集まる人たちもエロい人間です。「私~って人(有名なプロとか)に口説かれた」って話はよく聞きます。こわいですね。女性はなんでも話すんですね。ここだけの話とか言いながら。『話を聞かない男、地図が読めない女』って本にジャズやってる男性は性欲が強いとかって書いてありましたが本当なのかもしれません。

何はともあれ、ジャズのセッションに人が集まるのは良い事です。

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コメント

  • なかなか面白い記事ですね。ぼくは純粋すぎるのか、モテるために音楽をするという発想がまったくわかりません。音楽好きすぎて、ピアノの前に座って弾いている時が一番幸せなのです。ま、それも問題か・・・。大学の時に入っていた軽音楽部の先輩で学生結婚したカップルもいましたね。音楽のサークルで将来の結婚相手を見つけるっていいじゃないですか。出会いの少ない昨今、いい兆候だと思います。

    2016/7/21 10:41 | てる

    • てるさん

      コメントありがとうございます。モテたいという動機で楽器をはじめる人は極端な例かもしれません。でも女性がいなくてオッサンばっかりだとやる気が出ないという人は結構いると思います。過去に美人さんが一人だけいるバンドをやっていた事がありまして、打ち合わせにバンドでスタジオに集まる事になったのですが、その美人さんが休むとなった時「(その子が)来ないならオレ休む!」って言ったベースのオッサンまでいました。

      2016/7/23 23:22 | LARGO

  • この現象は全国的なものだったのですね、驚きました。
    私が住む札幌でも近年ジャズの演奏で交友関係を広げたい大人の男と女のセッション参加者が急増しています。
    そういう男女が集うサークルが存在していて、その中で結ばれるカップルが何組も誕生しています。
    まさかジャズというマニアックでマイナーな音楽の演奏が男女の出会いの場として機能する時代が来るとは思ってもみませんでしたが
    ひと昔前はテニスやスキーが果たしていたその役目を担えるようになったのですからジャズも市民権を得たのだと喜ぶべきかもしれませんね。

    2016/8/5 20:54 | soul jazz sax

    • コメントありがとうございます。いつもブログ楽しく読ませていただいております。札幌でもそうなんですか。男女の出会い目的でなくても、大人の遊びとして定着しつつあるのかもしれません。僕の周囲にも、アマチュアのバンド同士が発表会的なライブを開いたり、パーティっぽいセッションを開催したりと、いい感じで楽しんでいるように思います。ライブでは人が集まらなくても、セッションだと暑苦しいぐらい人が入ったりしてます。

      2016/8/6 13:04 | LARGO