リズムのカウント
1から数える違和感
リズムをカウントする時は「ワン、トゥー、スリー、フォー…」ですが、これは数学的には間違いです。
例えば、テンポ60だと1秒で1拍になります。なので4拍子だと1小節にかかる時間は4秒です。 ではここで問題です。2秒後は何拍目でしょうか?
正解は3拍目です。2拍目ではありません。
モノを数える時は、0から数えるのか、それとも1から数えるのか、という事を意識しないといけません。時間や長さ、重さを測る時は0から数え始めないといけないのです。子供が生まれたら、その年は0歳です。これが1歳だとおかしな事になります。生まれてから1年後の誕生日が2歳というのは違和感ありますよね。ストップウォッチで時間を計る時、1から始まったらどうなるでしょうか。10秒後は11秒という事になります 音楽のリズムのカウントは、このおかしな状態なのだ、という事を知っておくといいと思います。DTMで打ち込みなどをする時にはこの知識は役立ちます。また、耳コピーして譜面にする時になんとなく違和感を感じたら、この事が原因かもしれません。
あと、音程も数え方がおかしいような気がします。
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コメント
考えたこともなかったです。音楽ソフトを使っているので違和感なく、普通に過ごしてました。
2017/1/3 16:18 | Y
昔、数学者の森毅さんが書かれた本を読んだ事がありまして、ゼロから数え始めるのがどうたらこうたら~って書いてあったからかもしれません。この数え方の問題で最大の過ちだと僕が思うのは、CやC++,java等プログラミング言語で配列を0から数え始める、ですね。
2017/1/4 18:46 | LARGO